新釈雨月物語;新釈春雨物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
世にも清潔に、かつ澄みきった怖ろしさ、凄さ!魔道に堕ちた上皇の苦悩をえがく傑作「白峯」、人間の羈絆を脱して鯉に化した僧の眼にうつる絶美の自然をえがく「夢応の鯉魚」…作者上田秋成による透徹した美の追求から創造された彫刻的な文体を、独行好学の作家の創意にみちた現代語訳で贈る。
CD‐BOOK 声で楽しむ「平家物語」名場面 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
平家琵琶を聴いてみませんか?
聴き方・読み方の提案エッセイ/ふりがな付き大活字の原文/200行でわかる『平家物語』全あらすじ/名場面演奏etc.で、「声で楽しむ平家物語」を縦横に味わってください
<CD付き!!>
若き前田流相伝者による、平家詞曲の名場面25の「読みどころ、語りどころ、聴きどころ」!! 『平家物語』は、目で読むだけでなく、耳や声によって読まれてきた文学でもあります。ひとりで読んだり、だれかに語り聞かせたり、みんなで読んだり、だれかの語りに耳を傾けたりして、今までとはちがった「声に出して読む『平家物語』」を味わっていただけたらと思います。(「まえがき」より)
内容(「BOOK」データベースより)
若き前田流相伝者による、平家詞曲の名場面25の「読みどころ、語りどころ、聴きどころ」。
平家物語〈12〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
平家が滅びはてて、世も平穏になるかと思われたが、京は激しい大地震の災害をうけた。捕虜となった平大納言時忠らは流刑に処せられ、また数々の武勲にもかかわらず、頼朝の嫌疑をうけた義経のもとへ刺客が向けられ、義経はこれを斬って行方をくらました。平家の残党は誅せられ、六代もついに斬られて平家の子孫は絶えた。建礼門院の大原での余生を語って、ここに『平家物語』全篇の幕はおろされる。
著者紹介
1927年生まれ。1959年法政大学大学院日本文学専攻(修士)卒業。現在、法政大学教授(文学部)。論文「太平記論」(「文学」1959年8月)。「平家物語の変貌」(「文学」1968年10月)ほか。共著、シンポジウム日本の文学「平家物語」。
徒然草が教える人生の意味―心の座標軸を見つける18章 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
永遠の人生哲学書『徒然草』。時空を超え、今も我々に問い続けるものとは何か?藤本流・新解釈でその真髄を読み解く。
内容(「MARC」データベースより)
永遠の人生哲学書「徒然草」。時空を越え、今も我々に問い続けるものとは何か? 藤本流・新解釈で、その真髄を読み解く。『年金時代』に連載された「心を語る徒然草」に加筆修正したもの。
原色小倉百人一首―朗詠CDつき (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
朗詠で楽しむ王朝絵巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 日出男
1938年生まれ。成蹊大学文学部教授・東京大学名誉教授
山口 慎一
1953年生まれ。東京都立八王子東高等学校教諭
依田 泰
1954年生まれ。実践女子学園中学校・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
源氏物語〈巻2〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
若き光源氏の恋の遍歴、愛のドラマ。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作 待望の新装版、巻二刊行
最愛の女(ひと)藤壺の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
最愛の女藤壷の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
漂流記の魅力 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
日本にはイギリスの海洋文学にあたるものがない、といわれてきたが、江戸時代に漂流して帰還した者たちから聴取した、何作もの「漂流記」こそ、日本独自の海洋文学ではないのか。ここに、1793年、奥州石巻を出港し、難破してロシア極東沿岸に漂着した「若宮丸」の漂流聞書き『環海異聞』がある。極寒の辛苦に耐えてロシアに10年、生き残った津太夫ら四人の水夫は、鎖国日本へ開港を促すロシアの使節船に乗船し、日本人初の世界一周の旅に出る。夢に何度も見た故国の地を踏んだ彼らを待っていたのは、厳しい取り調べだった。しかし、彼らは『環海異聞』という貴重な証言を残してくれた……。
これまで、六篇の「漂流小説」を書いてきた私(著者)は石巻に赴き、200年前、「若宮丸」が出発したかもしれない港を遠望する高台に立ち、深い感慨にふけるのである。
内容(「BOOK」データベースより)
日本には海洋文学が存在しないと言われるが、それは違っている。例えば―寛政五(一七九三)年、遭難しロシア領に漂着した若宮丸の場合。辛苦の十年の後、津太夫ら四人の水主はロシア船に乗って、日本人初の世界一周の果て故国に帰還。その四人から聴取した記録が『環海異聞』である。こうした漂流記こそが日本独自の海洋文学であり魅力的なドラマの宝庫なのだ。
潤一郎訳 源氏物語〈巻5〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、「桐壼」から「夢浮橋」まで、各葉いずれも典雅な平安朝の気分を現代にただよわして、流麗な「谷崎源氏」をいっそう私どもに親しみやすい美しいものにしてくれている。
物語を生きる―今は昔、昔は今 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
近代科学は「物語」の価値を著しく低下させた。しかし人間が生きていくには、それぞれの「物語」が必要である。「物語」は過去と結びつき、土地と結びつき、人間相互の結びつきを強め、各人の全体的な統合を保つ役割を果たしている。そして時には人間に「死」すら受け容れさせる力をもっている。 本書は、日本の王朝物語を現代の目で読むことによって、われわれが見失っている自分自身の「物語」をつくりあげていく知恵を学ぼうとするものである。『創造の世界』で連載したものに大幅加筆、修正したもので河合隼雄ファン待望の1冊といえる。
内容(「BOOK」データベースより)
古典に学ぶ生き方の知恵。現代人の病ともいうべき「関係性の喪失」を癒すものとして、物語に注目したい。物語は「つなぐ」はたらきをもっているから。本書では、あくまで現代の目で日本の王朝物語を読むことによって、自分自身の物語をつくりあげていく知恵を学びたい。
ビギナーズ・クラシックス 万葉集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
名歌140首を丁寧に解説。万葉集が不思議なほどよく分かる!楽しめる!
日本最古の歌集万葉集から名歌140首を選び丁寧に解説。歌に生き、恋に死んだ人々の歌を、しみじみ味わう本。参考情報を付しながら、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。ビジュアル面も充実。
内容(「BOOK」データベースより)
さまざまな階層の人々が自らの心を歌ったわが国最古の歌集「万葉集」から名歌約140首を選び丁寧に解説。参考歌を含めて約200首を収録。参考情報を付しながら、歌に託した万葉人のさまざまな思いがよくわかるように構成。原文も現代語訳も総ルビ付きで、朗読にも最適。